ディズニーランドのBGM・ウエスタンランド編【スティーブン・フォスター】

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長らくパークには訪れていませんが、いまだにハウス食品のカレーを目の前にするだけで、ディズニーランドを歩いているときの記憶が蘇ります。

パーク内でもピカイチに利用しやすいレストランである、ハングリーベアレストラン。カントリーベアシアター界隈の、お腹を空かせたクマ達が集まるカレー屋さんです。

値段もお手頃で、座席数もめちゃくちゃ多いので、いつ行っても、何人で行っても、誰と行っても重宝する場所です。どんなにパークが混み合っている日でも、すぐ食事にありつけるのはありがたいです。

悪天候や、長蛇の列。歩き疲れた体に染み渡る、もはやパーク随一の栄養食、点滴と言っても過言ではありません。

  ウエスタンランドのBGM

カレーの話はさておき、このウエスタンランドというエリア内で流れているBGMに耳を傾けてみると、いつもとても穏やかな気分になります。(アメリカ育ちという訳ではないのに)どこか懐かしい、温かみのある雰囲気に包まれています。

ウエスタンランドのBGMは、アメリカ南部をイメージさせる曲が多く使われています。

  スティーブン・フォスターについて

そのエリアBGMの中のいくつかが、フォスターさんというアメリカの作曲家が手掛けたものです。

「草競馬」「スワニー河」「おおスザンナ」などなど…

名前や曲名は聞いたことがなくても、メロディーを聞けば『ああこの曲ね〜』となるはずです。

そんなスティーブン・フォスター(1826年〜1864年)さん。

どういう方なのかざっくりご紹介しますと、1800年代前半にご活躍されたアメリカの作曲家さんです。ご出身はペンシルベニア州(アメリカの右側の方、お隣にニューヨーク州があります)。

「アメリカ音楽の父」と称されるほど、THE・古き良きアメリカといえば!というメロディー。『歌いやすい・覚えやすい・なんだか故郷がなつかしくなる』という特徴の楽曲が有名です。

当時フォスターさんの書いた曲はめちゃくちゃ流行り、楽譜が飛ぶように売れたそうです。

ところが、今とは違って著作権という体制が全くと言って良いほど整えられていなかったので、出版された楽譜の売り上げが作曲家本人のところへ全くと言っていいほど還元されなかったそうです。

多くの人々に愛される曲をたくさん残したフォスターさんの最期はとても貧しく、そして若くして亡くなってしまいました。

  おそろしくシンプルでGoodなコード

フォスターさんの書いた多くの曲は、「トニック・サブドミナント・ドミナント」の主要な3和音のみでシンプルに構成されています。ハ長調で言うところの、「ドミソ・ファラド・ソシレ」の3コードですね。

スプラッシュマウンテンに乗っている中でも、このコードについて触れられていた記憶があります。(スプラッシュマウンテンがあるのはクリッターカントリーで、ウエスタンランドのお隣エリアです。)

詳細なセリフを正確には思い出せませんが、『僕たちの音楽は2つのコードしか使わないぜ!!F!C!F!いぇい!誰でもカンタン!』みたいなことを、道中に登場する動物が歌いながら言っていました。

  エレクトーンで気軽にウエスタンランド気分

フォスターさんからは少し離れてしまいますが、おうちのエレクトーンでお手軽にウエスタンランド感を楽しみたいなら、「わらのなかの七面鳥」を気楽に弾いてみましょう!

こちらはアメリカ民謡の曲です。

オススメは、上鍵盤をバイオリンに、下鍵盤をバンジョーにすることです。

おうちにいながらお手軽にディズニーランド気分を楽しめます!!

しかもわらの中の七面鳥自体がとっても簡単な曲なので、移調して練習するのにこれまたぴったり!(蒸気船ウィリーでもミッキーがヤンチャに演奏してました)

ハ長調でカンタンに弾けば、CFGの3つだけで弾けちゃいます。

こんな風に、ウエスタンランド、クリッターカントリーで流れている曲は、いわゆるカントリーミュージックと呼ばれる、伝統的な音楽です。

あまり難しいことを考えずに、陽気に楽しみたいって気持ちになったら、弾くのにも聴くのにもおすすめです。

(余談)ウエスタンランド個人的あるある…

①「ウエースターンリバーてつどーーう」って車掌さんの声が一日中でかい。

一日中叫んでて疲れないのかな?ってなります。

②マークトウェイン号の主張がファンタジーランドに及ぶ程激しい。

ホーンテッドマンション前あたりからでも聞こえます。

③2Fの乗り場がウエスタンリバー鉄道。(ウエスタンランド)1Fの乗り場がジャングルクルーズ(アドベンチャーランド)。エリアの境目が分からない。

開園当時の日本の法律上、停車駅があると運賃を取らなきゃいけないということで、東京ディズニーランドのウエスタンリバー鉄道はぐるっと一周する形に落ち着いたらしいです。

現実世界では建物の1階と2階とで県境や国境があるところって、聞いたことがないですね…。

④ビッグサンダーは落下・旋回・スピード・乗車時間のバランスがものすごく良い。

子供の頃はマウンテンと名のつくアトラクションがただただ怖かった。中学生くらいになってからやっと楽しめるようになりました。

⑤射的ぜんぜん当たる気配が皆無。

ましてやネズミ(ラッキーの的。動きが変速的)は絶対に無理だ!

殿堂入り カレーがうまい!

  まとめ

ウエスタンランドのBGMで。

カントリーベアシアターの公演で。

あ、これフォスターさんの曲だ!ってちょっと思い出してくれたら、嬉しいです。

アメリカ出身の作曲家といえば?と誰かに聞かれたら、「フォスター!」と答えられれば万事OKですね!

みなさんもパーク楽しんでください!

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