【ホ長調とは】目指せ全調制覇!vol.15

ホ長調とは

ホ長調とは、「ミ」からスタートする、

『ミ/ファ#/ソ#/ラ/シ/ド#/レ#/ミ』

の中の音を使って、メロディー・コード・ベースが行ったり来たりすることを基本ルールとする調のことです。

ホ長調の調号はシャープ4つ

『ファ#』『ド#』『ソ#』『レ#』に付きます。

・長音階で、「ミ」を主音とした場合の調。

・英語だと E Major(イーメジャー)

・ドイツ語だと E dur(エーデュアー)

ホ長調の出現率

ホ長調の出現率は星1つ!くらいです。

というよりかは、シャープ・フラットが3つまでの調と、ここから先のシャープ・フラットが4つからの調とでは、格段に出現率が変わってきます。

他の調の平行調として登場することが多い調を除けば、シャープ・フラット4つ以上の調は、みんな同じくらいの出現率のように感じます。

近親調 ホ長調の仲間一覧

同主調:ホ短調(Em / e moll) 主音=出発する音が同じ「ミ」

平行調:嬰ハ短調(C# / cis moll)調号が同じくシャープ4つの反対の調=短調

属調:ロ長調(B / H dur)完全5度上の調

下属調:イ長調(A / A dur)完全4度上の調

ホ長調のコード

ピアノとエレクトーンの基本的な押さえ方の例をご紹介します。(ご参考程度でお願いします。)

エレクトーンの『P.K.』はペダルキーボードという意味で、足鍵盤のことです。

『L.K.』はロワーキーボードという意味で、下鍵盤(左手)のことです。

※エレクトーンのP.K. に関しては、もちろん足が届きやすい方の高さで弾いてくださいね!

〜基本の和音〜

(いちど):『E』

ピアノ:ミ/ソ#/シ

エレクトーン:<P.K.>ミ <L.K.>ソ#/シ/ミ

Ⅴ₇(ごどせぶん):『B₇』

ピアノ:レ#/ラ/シ

エレクトーン:<P.K.>シ <L.K.>ラ/シ/レ#

(よど)『A』

ピアノ:ミ/ラ/ド#

エレクトーン:<P.K.>ラ <L.K.>ラ/ド#/ミ

〜よく使う和音〜

(ごど)『B』

ピアノ:シ/レ#/ファ#

エレクトーン:<P.K.>シ <L.K.>ファ#/シ/レ#

平行調の『C#m』

ピアノ:ド#/ミ/ソ#

エレクトーン:<P.K.>ド# <L.K.>ソ#/ド#/ミ

(にど)『F#m』

ピアノ:ファ#/ラ/ド# 

エレクトーン:<P.K.>ファ# <L.K.>ラ/ド#/ファ#

〜ドッペルドミナント〜『F#→B₇→E』

①(ごどごど)

Ⅴ₇

②(ごどせぶん)

③(いちど)

ピアノ

①ファ#/ラ#/ド#

②レ#/ラ/シ 

③ミ/ソ#/シ

エレクトーン

①<P.K.>ファ# <L.K.>ラ#/ド#/ファ# 

②<P.K.>シ <L.K.>ラ/シ/レ#

③<P.K.>ミ <L.K.>ソ#/シ/ミ

〜他の調から借りてきて使う進行

Ⅳ(よど)から借りる場合『E₇→A』

①(よどごどせぶん)

②(よど)

ピアノ

① ソ#/レ/ミ

② ラ/ド#/ミ

エレクトーン

① <P.K.>ミ <L.K.>ソ#/レ/ミ

② <P.K.>ラ <L.K.>ラ/ド#/ミ

Ⅵ(ろくど)から借りる場合/平行調への転調『G#₇→C#m』

ピアノ

① シ#/ファ#/ソ#

② ド#/ミ/ソ#

エレクトーン

① <P.K.>ソ# <L.K.>ソ#/シ#/ファ#

② <P.K.>ド# <L.K.>ソ#/ド#/ミ

おつかれさまでした

お疲れ様です_ばんとさん

ホ長調ってむつかしいですよね!(直球)

移調奏にチャレンジしていた際、いっちばん最初につまずいたのが、紛れもなくこのホ長調でした。

主音から属音まで、つまり5本の指でおさまる音階の中にシャープが2つもあるなんて!

しかもその上にもシャープがもう2つ!

ありえない!

と当時の私はパニックになりました。

このシャープの位置がいやらしい!

覚える・慣れるまでは、なかなか大変な調です。

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