【ハ長調とは】目指せ全調制覇!vol.1

  ハ長調とは

ハ長調とは、「ド」からスタートする『ド/レ/ミ/ファ/ソ/ラ/シ』の7音の中で、メロディー・コード・ベースが行ったり来たりすることを基本ルールとする調のことです。

ハ長調の調号はシャープもフラットもなし

なにも付きません!正真正銘の真っ白!

・長音階で、「ド」を主音と特定した場合の調。

・英語だと C Major(シーメジャー)

・ドイツ語だと C Dur(ツェーデュアー)

  ハ長調の出現率

ハ長調の出現率は…

星3つ!くらい。

とにかくたくさん見かけます。世の中で一番多い調かもしれません。

  近親調 ハ長調のお仲間一覧

同主調ハ短調 主音=出発する音が同じ「ド」

平行調:イ短調  調号が同じく0個の反対の調=短調

属調:ト長調   完全5度上の調

下属調:へ長調 完全4度上の調

  ハ長調のコード

ピアノとエレクトーンの基本的な押さえ方をご紹介します。(ご参考程度でお願いします。)

エレクトーンの<P.K.>はペダルキーボードという意味で足鍵盤のことです。

<L.K.>はロワーキーボードという意味で下鍵盤(左手)のことです。

<基本の和音>

(いちど):『C』

ピアノ→ド/ミ/ソ 

エレクトーン→P.K.ド L.K.ソ/ド/ミ

Ⅴ₇(ごどせぶん):『G₇』

ピアノ→シ/ファ/ソ 

エレクトーン→P.K.ソ L.K.ソ/シ/ファ

(よど):『F』

ピアノ→ド/ファ/ラ 

エレクトーン→P.K.ファ L.K.ラ/ド/ファ

<よく使う和音>

(ごど)『G』

ピアノ→ソ/シ/レ 

エレクトーン→P.K.ソ L.K.ソ/シ/レ

(ろくど)『Am』

ピアノ→ラ/ド/ミ 

エレクトーン→P.K.ラ L.K.ラ/ド/ミ

(にど)『Dm』

ピアノ→レ/ファ/ラ 

エレクトーン→P.K.レ L.K.ファ/ラ/レ

<ドッペルドミナント>『D→G₇→C』

①(ごどごど)

Ⅴ₇

②(ごどせぶん)

③(いちど)

ピアノ

①レ/ファ#/ラ

②シ/ファ/ソ 

③ド/ミ/ソ

エレクトーン

①<P.K.>レ <L.K.>ファ#/ラ/レ 

②<P.K.>ソ <L.K.>ソ/シ/ファ 

③<P.K.>ド <L.K.>ソ/ド/ミ

<他の調から借りてきて使う進行>

Ⅱ(にど)から借りる場合『A₇→Dm』

①(にどごどせぶん)

②(にど)

ピアノ

①ド#/ソ/ラ

②レ/ファ/ラ

エレクトーン

①<P.K.>ラ <L.K.>ソ/ラ/ド# 

②<P.K.>レ <L.K.>ファ/ラ/レ

Ⅳ(よど)から借りる場合『C₇→F』

①(よどごどせぶん)

②(よど)

ピアノ

①ド/ミ/シ♭

②ファ/ラ/ド

エレクトーン

①<P.K.>ド <L.K.>シ♭/ド/ミ 

②<P.K.>ファ <L.K.>ラ/ド/ファ

Ⅵ(ろくど)から借りる場合『E₇→Am』(平行調への転調)

①(ろくどごどせぶん)

②(ろくど)

ピアノ

①ソ#/レ/ミ

②ラ/ド/ミ

エレクトーン

①<P.K.>ミ <L.K.>ソ#/レ/ミ 

②<P.K.>ラ <L.K.>ラ/ド/ミ

  おつかれさまでした

鍵盤を弾く人にとっては、一番頭を空っぽにして弾けるのが、このハ長調ではないでしょうか。いわば、鍵盤楽器におけるホームポジションの調です。(楽器によって、このホームポジションは異なります。)

どんな調で演奏しても、ハ長調で弾いてるときと同じくらいスムーズにあれこれできたら、かっこいいなあ、と常々思いながら移調奏の練習などをしていました。

鍵盤であれこれ説明する際には、全部が白い鍵盤なので、一番わかりやすい調でもあります。

他の調で混乱した際に、一度ハ長調に戻ってきて考えてみると解決した、なんてことも。

とにかく鍵盤の「まずはここから」というハ長調。

ぜひ、「調」というものを理解するスタートに据えてみてください。

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