【譜読みのやり方】ツラい譜読みが楽しくなるコツ!

  譜読みとは

 

譜面がある曲について、まずはその音符を頭と指に叩き込む作業のことです。役者さんが台本を読んだりするのと、似ているかもしれません。

レッスンで、新しい曲にとりかかる際は、まずこの『譜読みをしてくる』というのが宿題になります。

 

  どんな曲も、まずは譜読みからスタート

 

人さまが書いた曲も、自分で書いた曲も、立派に弾けるようになるためには、まずは譜読みから。

 

1曲を演奏できる状態にまで持っていくには、ざっくりこんな感じの手順を踏むことになります。

 

①譜読み

②暗譜

③細かい部分を詰める

 

譜読みは先ほども述べた通り、いったん音符を覚える作業。この段階では、楽譜を見ながら演奏できるようにします。

 

そして、②の暗譜で、楽譜をとっぱらいます。楽譜を見ずに、演奏できるようにすることを、「暗譜する」と言います。

 

「①譜読み・②暗譜」の部分は、曲が難しかったり、長かったりする場合には、区切って宿題になることが多いです。レッスンはだいたい一週間に1度というパターンが多いので、(はじめのうちは)その中でできそうな範囲を先生が指定してくれます。

 

  譜読みが「難しい」と感じたらそれはチャンス!

 

作曲家によって、曲によって、譜面の難易度は多種多様です。『なんて読みにくい楽譜なんだ!』とヤキモキすることもしばしば。

 

自分で書いた曲も、(自分で書いたのに)『なんて難しい譜面なんだ!』となることもしょっちゅうです。スラスラ弾ける音符だけを並べて作曲するわけにはいかないので、仕方ありません。

 

『この曲は譜読みがなんだか難しいなあ…。なかなか進まないなあ…。』と感じたら、それはチャンスです。

 

なぜなら、その曲の要素が、今自分の引き出しの中に少ないからです。(栄養素が一部分足りてない感じ。)

そんな曲をちゃんと弾けるようになれば、莫大な経験値を得ることができます。つまり、それだけ上手になれるということです。

 

譜読みが難しい!と感じる曲ほど、スラスラ指が動くようになったときの感動が大きいです。複雑に入り組んだ音符が、自分の中で消化され、指が思ったように動くようになると、とても楽しい気分になります。

 

それに、そういう音符を消化すればするほど、自分の演奏技術も、じわじわ上がっていきます。(ここが一番大事なところ!)

 

  千里の道も一歩から。5分の曲も、1小節から。

 

譜面が難しかったり、ゴールが遠かったり、なかなか譜読みが進まないと、焦ってしまいがち。

 

しかしどんなに長い曲でも、音符が多くても、1小節ずつ切り崩していけば、いつか必ず終止線に辿り着きます。

 

世代問わず、ポケモンのゲームをやったことのある人なら、イメージしやすいかも。

 

実はポケモンによって、100レベルに到達するまでに必要な経験値の量は、はじめから決まっています。

ピカチュウだったら100万。リザードンだったら105万。という具合です。

1回の戦闘で入ってくる経験値は大小様々ですが、数百から数千のあいだくらい。最初のうちは50とかその程度なので、なんだか途方もない道のりのように感じてしまいますね。

 

ですが、このトータル100万を意識してレベル上げをしている人って、ほとんどいません。

 

ゲームのお話を進めていくうちに、自然とレベルは上がります。ストーリーの最後の方だとだいたい50レベル付近まで上がっている人が多いのではないでしょうか。

そのあとは、ドカーン!と経験値を得られる方法や、便利な道具を駆使して、100レベルまで持っていくのが主流です。

 

ポケモンに限らず、どんなゲームでも、そんな感じだと思います。楽しみながらコツコツやっていれば、意外とすぐにゴールに到達できちゃう。

 

…長いこと横道に逸れてしまいましたが、譜読みもおんなじ具合です。

 

時間がかかるな、進まないな、と感じることはあっても、細かく区切ったり、自分なりの良い方法を見つけながらコツコツ進めていけば、必ずゴールできます。

どんなに長い曲でも、どんなに難しい音符でも、です。

 

  どんなふうに譜読みを進める?

 

私はこうやって譜読みをしているよ!というのを、参考までに少し紹介します。人によりけりですので、あくまでご参考程度にお願いします。

 

1:とにかくちょっとずつ

 

最終ゴールは終止線、つまり1曲丸ごとですが、そこしかゴールがないというのは、あまりに辛い。

 

なので、とにかく区切ります。

 

小さい目標地点をたくさん設けます。

 

この展開が終わったら、とか。

 

このフレーズまで、とか。

 

この2小節!とか。

 

区切って繰り返し練習した方が、音符を覚えやすく、効率的です。

 

2:複数の曲を相手にする

 

1曲だけに向き合っていると、行き詰まった際に辛い。

 

なので、2曲、3曲を同時進行しちゃいます。

 

そうすると、辛くなったときに、他の曲にとりかかることができて、良い気分転換になります。

 

常にお盆に何曲かがのっていて、(優先順位はありますが)やりたい曲をやりたいときにやる。一曲集中型の方もいらっしゃるとは思いますが、私は複数曲がある状態の方が好きです。

 

  おつかれさまでした

譜読みって時間がかかるし、集中力もいっぱい使います。

 

新しいこと、新しい曲にとりかかるには、それなりの労力が必要です。

 

ですが、もちろん頑張れば頑張っただけご褒美があります!

 

それは…

 

『次の譜読みが楽になる』ことと、演奏がちょっぴり上達することです。

 

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